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血液型占いはなぜ当たるのか [しょうもない話]

当たるんです。

科学的根拠がなくても。

なぜならば、私たち日本人は、根っから、性格と血液型は関係ある、
そういうものだと思い込まされているからです。

おおよそ、小学生くらいから大人たちや年上の者から、
当然のように、君の血液型だとこういう性格だと言われ続け、
雑誌や単行本さえも、それに対して否定を示さない状態です。

そして、そうでなければいけないと、そこにしっかりとはまっていくのが私たち、まじめな日本人です。

ほとんど洗脳と言ってもいいでしょう。
だから、やっぱり当たってしまうわけです。

洗脳と言えば、
私たちが子供のころは、小学館の雑誌『小学〇年生』でさえも
年に一度は
『1999年、恐怖の大王が降ってくる!...かもしれない』
とノストラダムスの大予言で、町が壊滅寸前になり、
人々が逃げまどうイラストが見開きで、掲載されていました。

当然、その年は恐怖の大王が光臨することもなく
何事もなく平和に過ぎ、今に至るわけです。
しかしながら大予言を表面的にはバカにしながらも、
心のどこかで、もしかしたら1999年に世界は終わってしまうかもしれないという気持ちは
私にもあったと思います。

万一現実化したらえらいことだと思う一心だったのか、
脳のどこかに恥ずかしながら刷り込まれていたのか。

思い込みとは怖いものです。
例えば手相占いで

「あなたはおおざっぱですが、ヘンなところで細かいところがあります。」
と言われても、

「あなたは実は神経質ですが、ヘンなところでいさぎいいところがあります。」
と言われても、

おおぉ、おっしゃるとおりだ、自分に当てはまるなぁなんて思ってしまうものです。
ほぼ正反対のことを言われているのに。

そんなもんなんだよ。騙されやすいよね。人間の脳って。


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