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中学の同級生 [関係ない話]

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父の日前に書きかけていた記事なんですけど...
今さら掘り起こしました。

昨年、あるケーキ屋さんに寄ったことがありました。
嫁さんと上の子が手土産になるものを探しに店内に入り、
私は駐車場で待っていたのですが、
ふと思い立って、後から中に入りました。

するとガラスケース越しにお客さんと話す顔に、
見覚えがありました。

中学の同級生でした。

同窓会名簿でケーキ屋さんにいることは知っていたのですが、
まさかこの店のオーナーだったとは。

知らずに今まで食べていた...
何も知らずに子供のバースデーケーキ作ってもらったり。
それに何度かは店の中も徘徊したぞ。

忙しそうだったので、少し話した後、
今度ゆっくり話そうと約束をしました。

なんとなく年末はケーキ屋は忙しいから声かけづらいな、
正月、成人式、バレンタイン、ホワイトデー、卒業式、入学式、子供の日...
とずっと忙しそうで声をかけそびれ、
梅雨時期になり(6月)3日にようやくゆっくりと話をすることができました。

変わっていないと言えば変わっていないように見えるのだけれども、
話を聞けば聞くほど
本当に立派な大人になっていて、私は恥ずかしいくらいでした。

13人ほどの女性を巧みに操り(?)、
自分の店のやりくりをしている。

これはすごいことだ。

そう言えば中学のころからやさしいところ、
あったもんな。
台所に立つこともあるようなことも、
ちらっと聞いたことあったようななかったような。

もうその頃から、
ケーキ屋を目指していたのだと言うから
立派に夢をかなえたんだ。

「自分は勉強ができなかったから、
 子供たちには何も言えん」と言うけれども、
これほど立派なお手本はないと思う。

親の言うとおり、やみくもに学校の勉強して、いい大学入って
大企業に勤めたのだけれども、
生まれて初めてつまずいて
会社を辞めてしまって途方に暮れるなんて人間はざらにいる。

学校の勉強はしなかったのかもしれないけれども、
自分のやりたいことを学び続けて、実現したのはすごいとしかいいようがない。
自分に必要なことと、不要なことを早々に判断し
不要なことを切り捨てただけのこと。

たった一度しかない人生で、自分の夢をかなえられる人間が一体どれほどいるだろうか。

頭が下がると言うよりも
私自身が、彼と同じように努力出来ているか考えると、
もう比べるほうが失礼で、恥ずかしいやら、
情けないやら、悲しいやら。

まあ、でも刺激になりました。
反省しましたし、カツも入りました。

私はあまり友達を大切にしてきたほうではないので、
こういう偶然の再会は、
神様が一枚噛んでいるに違いないと考えて、
無駄にしたくないものです。

父の日だから(...いつの話?)と言うわけではないけれども、
私は子供たちから見て、立派で尊敬できるお父さんだろうか?

ま、答えは分かってるんですけどね。(号泣)




画像はイメージです。
もう少し本人に似せて描けるかと思ったのだけれども。
自分の記憶と画力はこんなものか。

今回はイラストレーターではなく、
fire alpaca というフリーソフトで描いてみましたが、
ペン(筆記具)で絵を描くことに慣れている人でないと難しいですね。
曲線がうまく描けん。






↑お絵かきソフトが初めてなら、こちらの本のほうがおすすめ。
基礎的な操作から解説されています。


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