あ さうざんどまいるず [英語と音楽]
ヴァネッサ・カールトンVanessa Carltonの a thousand miles です。
(9月に書きかけていた記事を書き上げました)
昔買ったCD、ようやく探し出しました。
下の子(小1)がああやってピアノを弾きたいと
こればかり聞いています。
ちょっと英語の話をすると、この『千』をあらわす thousand 、
日本人から見ると、とてもおもしろい単語です。
英語の特徴のひとつに単数、複数の表現にうるさいということがあります。
(むしろ日本語がゆるい、と言うほうが正しいかも)
a thousand もしくは one thousand で『千(1千)』、
two thousand 、three thousand で『2千、3千』となるわけですが、
thousand に複数を表すs は付きません。
それなのに、具体的な数詞が付かず数千を表すときは、thousands となります。
thousands of people 『数千の人々』のように。
そして two thousand miles で『2千マイル』、 当然のように mile に複数を表す s がついています。
では『1千マイル』では?
答えはこの歌のタイトルどおり、a thousand miles です。
単数の a (難しい言葉で不定冠詞なんて言います)がついているのに miles です。
なぜなら1千=1000は間違いなく複数だからです。
もちろん、これは hundred や million などでも同じことが言えます。
500(five hunedred) miles と言う有名な曲がありますが、
これも 100マイルでも、a hundred miles になるわけです。
最近の受験英語はどんなもんか分かりませんが、
ちょっとはお役に立てましたでしょうか。
それにしても、
なにもピアノ弾きながら、走る必要はないかと思いますが。
しかも横向きでは、間違いなく酔います。
おひさし。
この曲良いよね。
娘ちゃん、お目が高い。
俺もCD持ってるはずだが、、、あっちで埋もれてます(笑)
by みーまりぽん (2013-12-08 09:55)
おー、生きておったか。
良かった、良かった。
CDって気に入ったものほど、
あっちこっちに移動するから
どっかいっちゃうんだよね。
by きんぐぱ (2013-12-11 23:54)