ミヤマクワガタの標本 [標本]
2001年から2009年まで少し『虫』にはまっていました。
結局、子育てが忙しくなって手が回らず、あっという間に数が減り、
一旦おあずけとなりました。
実際に国内で採集できるクワガタの中で人気があるのは、
ノコギリクワガタとミヤマクワガタでしょう。
そして個人的には、国産選手の中において、これが一番好きなのです。
大型個体になればなるほど不釣合いに巨大化する頭部と
張り出してくる後頭部のエアロウィングのような部分、
そして鹿の角のような大アゴ。
どのような環境に適応し、何に必要なために、
このような形状になったのかすら想像がつきません。
強そうな外見とは裏腹に成虫は短命で、秋口にはみな死んでしまいます。
なんだかミステリアスで、宇宙生物っぽい感じすらするクワガタです。
画像は福井県大野市で採れた個体です。
ミヤマ=深山で、山奥、比較的、夏でも涼しいところに住んでいます。
方眼紙の上に乗せると分かりますが、70mmを超えた、ご自慢の大きな個体です。
が、しかし、これも残念ながら、飼育中にフセツ(足の先)を失いました。
なかなかブリーディングも難しく、我が家では産卵されたことすらありません。
ちなみに同属のヨーロッパミヤマが大きくてまたかっこいい。
↑フィギュアですけど、ヨーロッパミヤマはこれです。
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