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Lady Antebellum の Need You Now にはまっています。2 [英語と音楽]

kingjoe.JPG
少し調べてみました。Lady Antebellum。

もうすでに今年グラミー獲ってるんですね。
自分のアンテナの低さに、恥ずかしくて昨日の記事を削除しようかとも思ったのですが、
これも現実、完璧を求めてはいけないと、記念に残して置くことにしました。
ただ日本人の耳で聞いても、いい歌は同じなんだということが良く分かりました。

それにしてもこれがカントリーミュージックとは、
確かテイラー・スウィフトもそうでしたよね。
自分のカントリーのイメージが間違っているのだと痛感させられます。

カントリーと言えばむさくるしいヒゲに、
バンダナをした長髪のオッちゃんのイメージ
しか頭に浮かびません。

で、そのイメージって誰?と聞かれると
具体的には誰も浮かんできません。
要するにカントリーミュージックを知らないということだと思います。

先日、ネイティブっぽくない言葉の使い方なんて書きましたが
どっぷりネイティブ、生粋のアメリカンのようで、大ハズレでした。
For me it happens all the time という言い回しが気になったのがひとつ。

この for me を頭に出した倒置が日本語では自然なのですが、
個人的に、英語だとなんだかひどく硬く文語的に感じられてしまったのです...、
たぶん気のせいですね。
わざわざ倒置させなくとも、I を主語にもってきても良かったんじゃないか、なんて
思ってしまいました。

そして、もうひとつ気になったのはand と all がひどく多く使われているということ。
数えてみたら、(カウントミスもあるかもしれませんが) all が7回で、and が12回。
and と同じ接続詞の数も調べてみるとbutが2回、because('cause)は1回で、
so though since as など良く使われそうな接続詞は全く登場しません。

日本人よりも、同じ単語を使うことを嫌う傾向があるはずなので、
こんなに and ばかり、ひいきに使うのはおかしいと思ったのです。
だんだん、意図的にそうしたのかもしれないという気がしてきました。

わざと適用される意味範囲の広い and を用いることで、意味をぼかして
平坦に、淡々と時間が流れていく様を強調したかったのかも。
演奏もそんな感じが出ているような気がします。

その反面、all と言う強い力のある単語を使うことで、気持ちの強さを表したのではなかろうか。
そうか、そうに違いない。
あ、もしかして、この曲ってもんのすごく深い?

これも私見ですが、淡々と、盛り上がりすぎずに気持ちを歌に込めていくのは
日本語のほうが向いていると思うのです。
英語の歌はすぐに感情的に I love you に走ってしまう気がしてなりませんし、
心象風景のような情景を練り込むのが得意でないように思います。

どちらが良いということでは無いのですが、
例えば俳句のような言葉の使い方って世界にはあまりないようですね。
あれは5・7・5という短い定型の中で情景と気持ちをうまくミックスして表現するという
日本語らしい詩だと思います。

でもこの曲は情景が浮かんできますね。
出だしの『床一面に散らばった素晴らしい思い出』が効いているのかもしれません。
もちろんこれが季語で、セピア色の「落ち葉」を連想させるので、季節は秋ですね。(違う!違う!)

なんだか余計に好きになってきましたよ。


正体は、ルックスも古風な3人組でした。
とにかく曲がいいので、見た目は全く気になりません。
(見た目はかっこよくても不細工でもどっちでもいいのだ。曲がかっこいいから。)
単音で心に突き刺さるようなピアノや、サビ裏での泣きのギター、男女のハモリがとても印象的です。



Lady AntebellumのCD

最上部の画像は私と同じでアンテナの低いキングジョー。
ウルトラセブンの怪獣(ロボット?)として有名ですが、
画像は最近のウルトラマンに出演したタイプのものかと思います。

頭のテッペンではなく、耳の横にアンテナがついています。
あ、でも彼は私よりもかなり背が高いですから、
実際には随分と高い位置にアンテナがあることになりますね。

(せめて3人組みの画像を貼るのが常識的かと思いますが、許して下さい。)
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