あやうく事故に巻き込まれ... [関係ない話]
12日の金曜日、近所のお客さんのところに15時約束で、
自転車を走らせていました。
まだまだ日差しが強く、日陰を探しながら、自転車をこぎますが、
いつもより慎重です。
なぜなら、出かける寸前に、右足のスリッパが壊れ、
会社の階段であやうく転びそうになったからです。
ゾウリの鼻緒が切れたわけではないですが、
何か悪いことが起こりそうな予感がありました。
さて、お客さんのところにたどりつく、最後の交差点でそれは起こりました。
横断歩道にたどり着いた時、信号はすでに青でしたので、
渡り始めました。
自分の右側の2車線で信号待ちの車が止まっているのが見えました。
前方の反対側の車線を右折車が2台通り過ぎました。
その後、さらに一台の車が、右折しようと回って来ましたが、
止まる様子がありません。
おいおい、危ないな、これ止まらないのか、
こっちが止まらないといけないのか
と思っているうちに車は横断歩道に差し掛かって止まりました。
少しその車をにらんではみましたが、光の加減で運転手の顔は見えず、
そのまま私は横断歩道を渡りきりました。
壊れたスリッパを思い出し、気をつけるべきはこのことだったかとふと思いました。
渡り切ったところで、日陰に入ろうと建物の陰を見つけて移動し始めた瞬間、
「ガシャーン」と背中側から大きな音がしました。
恐る恐る振り向くと先ほどの車が、自転車に乗っていた老人を跳ね上げたまま
横断歩道を越えていました。
「おい、マジかよ~。」
と、たぶん私はつぶやいたと思います。
最近子供が「マジか~」と連発するのが気に食わないのですが、
この瞬間こそが、使っても仕方がない場面だったような気がします。
目の前の事象が本当に起こっていることなのか、
できれば夢であって欲しい、起こってしまったならば、なんとか時間は巻き戻らないかと
そんな気持ちでした。
ひき逃げならば、ナンバーを控えなくてはならないなどと思っていたところ、
その車の運転手がドアを開けて出てくるのを確認したので、
自転車を歩道の端に倒したまま、
横たわっている人に駆け寄りました。
額から流れる血は大量ではなかったものの、目を閉じたまま、
「痛い、痛い」と言って頭を押さえていらっしゃいました。
もしかしたら、頭蓋骨陥没なんてこともあるかもしれないけれども、
意識はあるな、なんて冷静に判断も出来ませんでしたが、
とりあえず、「何番に電話するんでしたっけ?」
と半パニックの運転手をよそに119番。
電話中にもパトカーが到着し、その後電話を切るとすぐ、
(たぶん1分もかからずに)
救急車が到着し、70才のおばあさんは運ばれて行きました。
後日、警察から電話があり、おばあさんは無事で、
その日のうちに
病院を出たことを知らされました。
とりあえず、良かったねって話です。
画像は本文に関係ありませんが、 green green army っていう200円ガチャガチャ商品です。
2014-09-30 23:32
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