ツシマヒラタクワガタの標本 [標本]
2001年から2009年まで少し『虫』にはまっていました。
結局、子育てが忙しくなって手が回らず、あっという間に数が減り、
一旦おあずけとなりました。
ヒラタクワガタはその名の通り、平たいクワガタで、
見た目は黒いカウンタックのようでもありますが、
あまり高級なイメージはありません。
コクワガタが採れるような所であれば、
居るはずなのですが、
なかなか出くわすことは出来ませんし、
見つけてもその平たい体を活かして、木の洞(うろ)などに
素早くバックして逃げ込みます。
そして大きくなる素質があるにもかかわらず、
天然の採集物は、なかなか大きさに期待することはできません。
だからなのか分かりませんが、
あまり「ヒラタ」系のクワガタには縁がありませんでした。
それでもツシマヒラタクワガタやサキシマヒラタクワガタなどの大型国産ヒラタに関しては、
ちょっとだけ飼育する機会がありました。
画像のツシマヒラタは弟が幼虫を購入して育てたものです。
菌糸ではなく、昆虫マット(のちょっといいやつ)で十分大きく育ちました。81mmくらいです。
このクワガタはアゴがまっすぐ前ナラエでのび、
ヒラタクワガタの割りに平たくないという、ちょっとヒラタ界のひねくれものです。
国産では最長のクワガタですが、それなりに人気があるのかどうか?
ブリーダーの間で「オレ、大きいの飼ってるよ」なんて自慢話も聞いたことないような。
しかしながら、安く手に入る良心的なクワガタです。
そう言えば、サキシマヒラタの標本ってどこ行ったんだろう?
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