ノコギリクワガタの標本 [標本]
2001年から2009年まで少し『虫』にはまっていました。
結局、子育てが忙しくなって手が回らず、あっという間に数が減り、
一旦おあずけとなりました。
実際に国内で採集できるクワガタの中で人気があるのは、
ノコギリクワガタとミヤマクワガタでしょう。
それでもミヤマなんていうのはそうそう採れなくて、
ノコギリクワガタでも大喜びです。
クワガタムシのオスは体の大きさにより、
特に頭部、大アゴの形状が異なります。
このノコギリクワガタも、小型のオスは大アゴが直線のノコギリ形状をしていますが、
大型のものは上下に大きく湾曲し、その角のような形状から「水牛」とも呼ばれています。
この画像を見ていただけば、「水牛」という名称も納得かと思います。
これだけグニャリと曲がっているのに、65mmあります。
これがまっすぐに伸びたら、どのくらいの大きさになるのでしょう。
福井県で採れた個体です。
ライブ標本と呼ばれる、生きているような状態に固定した標本にしています。
本当はこの針たちを外せるようにベースに虫本体を固定しないといけないんですが...
それにしても近年、あまり採れなくなってきました。
この種は夏になるとホームセンターでも出回るのですが、
入荷すぐに行くと結構大きいものを買うことが出来ます。
上の画像は購入したものですが、60mmを超えています。
そうとう大量に売られていますが、これは天然採集モノなのでしょうか。
そうだとしたら、最近採れなくなった理由は採集圧なのかもしれません。
採集はほどほどにしましょう。
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