節分と言えば鬼 [おもちゃ]
今日は2月3日、節分でした。
節分と言うことで、何か手持ちの鬼のフィギュアの画像でも貼ろうかと昨日考えていました。
いくつか候補があったのですが、まさに今日、
アマゾン(amazon)から打って付けの商品が届きました。
これ、多聞天のアクションフィギュアなんです。
多聞天、『たもんてん』と読むわけですが、
四方(東西南北)を守る四天王のお一人です。
そうです。京都や奈良の有名なお寺なんかにある、あれです。
今月から毎月1体ずつ、シリーズで発売されるというのですから、恐ろしい。
いや、ありがたい、いや、罰当たりか、どっちだ?
なぜか売れているようです。
でも考えてみれば、この四天王なんていうのは大昔の人が考えた空想上のヒーロー。
ゴレンジャーならぬヨンレンジャーです。
昔は型を取り量産する技術がなかったので、仏像はどれもワンオフの1点もの。
それゆえに価値があるとも言えます。
逆に、この多聞天のアクションフィギュアも量産されずに1点ものであれば、
相当価値があってもおかしくない彫刻と言える気がします。
何せあの造形師、竹谷隆之の製作総指揮による作品ですから、
定価3800円でこれが手に入るというのは、
とても有難いお話なわけです。仏像なだけに、やはり有難い。
いや、でももうちょっと安くてもいいなぁ。
10年以上前に、今に仏像ブームが来ると、
みうらじゅんみたいなことを言っていた弟の言葉を思い出しました。
非常に、マニアックな話題に走ってみましたが、
仏像や寺社の飾り、狛犬などは私にとっては、
バルタン星人やエイリアンの世界と隣接しています。
おそらく昔の人は、神や妖怪などを楽しんでデザインしていたのでしょう。
それはやはり、現代の新しいヒーローや怪獣をデザインしている人の気持ちに似ていたのでは。
あ、そうそう、節分で鬼の話のはずだったのですが、
多聞天の足元で踏みつけられているのが鬼です。
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